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Yuko Hara exhibition 「むこうがわを視る」

2025.2.13(木)

OFS GALLERYにて「白金五丁目アワード」の「アート」部門でグランプリを受賞した
原裕子の個展 「むこうがわを視る」 を開催いたします。

人間が自然に対して抱く畏怖や憧憬の念をテーマに「やきもの」を用いて作品を創り上げる原裕子。
制作において、原は一貫して「儚さ」というキーワードに基づき、陶土以上に柔らかさを感じる素材を求めています。シャモットという砂状の素材を用い、独自に編み出した技法で作品を形にしているのです。
彼女はシャモットを自身にとっての「素粒子」と捉え、それを通じて時の質量を表現しています。

本展「むこうがわを視る」では、2018年の「白金五丁目アワード」を受賞した後、パンデミックを契機に制作を始めた「窓」シリーズを中心に、窓越しに垣間視る自然の「横顔」をテーマにした新作を発表します。


Yuko Hara exhibition 「むこうがわを視る」
会期 :2月13日(木)〜2月24日(月)
会場 : OFS GALLERY
主催:OUR FAVOURITE SHOP株式会社
open : 12:00~20:00(最終日は18:00まで)
close: 火・水

オープニング:2月15日(土)17:00~
ささやかなオープニングパーティを開催します。
ご予約不要で皆様ご参加いただけますのでぜひお越しください。


「白金五丁目アワード」

「白金五丁目アワード」は、株式会社ロフトワークが運営するプラットフォーム「AWRD」とOFSが共同で開催したクリエイティブアワードです。 2018年から2019年にかけて、「ジュエリー・クラフト」「フード」「アート」の3部門で作品を公募し、 KIGIの植原亮輔・渡邉良重をはじめとする各分野の専門家が審査を行いました。
2019年の「アート」部門の審査には、当時ヴァンジ彫刻庭園美術館副館長を務めていた岡野晃子も参加。その結果、原裕子がグランプリを受賞しました。
しかし、2020年以降はパンデミックの影響で開催が困難となり、さらにOFSが白金五丁目から移転したことを受け、2019年のアワードをもって終了することとなりました。

2023年、OFSは池尻大橋に新たに移転オープン。
そして約6年の時を経て、2025年2月、「白金五丁目アワード」グランプリの副賞として、原裕子の個展がOFS GALLERYで実現いたしました。


<参考ページ>
KIGI x OFS presents『白金五丁目アワード vol.3 - アート』部門 結果発表!
KIGI x OFS presents 白金五丁目アワード 詳細ページ



 < プロフィール >

原裕子/アーティスト

神奈川県出身。多摩美術大学にて、やきものを学ぶ。
砂状の素材「シャモット」を高温で焼き固めるという自身で見つけた技法をもとに制作活動を行っている。

HP: https://www.yukohara.com
Instagram: hara_yuko_ceramics

Photo by : Mick Park
OFS Gallery