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「たべるようにみる」〔past〕

2021年12月3日(金) ~ 2022年1月9日(日)

「たべるようにみる」 cineca / Mio Tsuchiya

 

会期:2021123日(金) ~ 202219日(日)

Open : 木~日 12:0019:00 ※最終日は17:00まで

会場:OFS gallery OUR FAVOURITE SHOP 内)

20211227日(月)ー 2022 15日(水)は年末年始のためクローズします。

※トークイベント開催につき、18日(土)、25日(土)とも14:00〜16:30は店舗クローズとさせていただきます。
ご予約のお客様以外の会場への入場はできませんので、ご了承ください。

 

食事をすることと

映画をみることは

私にとって似ていることです

 

どちらも 私の血や肉をつくる 命のそばにあるもの

そしてどちらも だれともおなじ感想を持たないもの

 

みることも たべることも

それぞれの想いを抱えるはずのものだと考えています

 

たべるようにみて

みるようにたべる

 

そうやって 私は

自分の鼓動を聴くことができるのだと思います

 

 

映画と菓子のアートワーク連載、足かけ五年分の展示を行います。敬愛する山ほどの映画の中から選んだ一本を、菓子を主軸としたアートワークとテキストで物語る連載。「cinecaのおいしい映画」という名前をいただき2017年にはじまったこの連載は、私が映画をみるときに大切にしている「たべるようにみる」という視点と姿勢の表現として取り組んできました。

 

本展では、新作のモノクロのアートワーク3点を含むこれまで制作してきた写真作品と、アイデアを形にしていくまでの私の頭の中のイメージを自身で描き下ろした線画の展示。アートワークが起源の新作菓子の発表も予定。他、cinecaの「herbarium」や「palette」などの菓子作品も数多く販売します。

 

また、はじめての著書となる『She watches films. She tastes films.』(たべるようにみる)を本展にて先行販売。展示されるアートワーク、イラスト、コラムなどのすべてが収録される本となります。

 

アートワークの一つが、イラストの一コマが、コラムの一文が、私から離れて自由に巡り、誰かの心の遊びとなることを楽しみに展覧します。

 

土谷未央 つちや・みお (cineca)

東京都生まれ。菓子作家、映画ファン。
多摩美術大学環境デザイン学科卒業。在学中は建築やランドスケープを学ぶが、グラフィックデザイナーの職に就く。退職後、製菓学校に通い、卒業。2012年に映画をきっかけに物語性のある菓子を制作するcineca(チネカ)を創始。製菓において、日常や風景の観察による気づきを菓子の世界に落とし込む手法をオリジ ナルのものとする。2017年頃からは企画や菓子監修、アートワーク・執筆業なども数多く手がけ、様々な活動を通して、菓子の新しい形を提案する。最近の仕事に、東京国立近代美術館『ピーター・ドイグ展』(2020)オリジナル菓子監修・制作、LUMINE全館クリスマスフェア 2019POWER CAKES』菓子監修など。

 

cineca HP http://cineca.si/

instagram https://www.instagram.com/cineca/

<イベント>

cineca主宰・土谷未央によるトークイベントを行います。
ゲストには、日本を代表する建築家の中山英之さん(18日)と写真家の新津保建秀さん(25日)をお招きします。
人の日常や感情に深く関わりながらも、独自の視点を展開する3人。
異なるジャンルながら、その興味はどこか共通するものが感じられ、本展をより深く紐解く機会となりそうです。
どちらの回も、cinecaの新作菓子「痕跡のクッキー」付きとなります。

 

cineca・土谷未央×中山英之
【日時】12月18日(土)15:00〜
【定員】20名
【参加費】2000円(税込)※cineca新作菓子「痕跡のクッキー」付

cineca・土谷未央×新津保建秀 
【日時】12月25日(土)15:00〜
【定員】20名
【参加費】2000円(税込)※cineca新作菓子「痕跡のクッキー」付

お申し込み・詳細は以下ページよりご覧ください。
https://ofs.tokyo/cineca_talkevent

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