2016年1月20日ー2月14日
終了致しました。
たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
2015年12月で93歳になるジョナス・メカスは、60年以上にわたり、家族や友人との日常の光景を撮り続けてきました。
ありふれているようでかけがえのない瞬間を。まず16ミリのフィルムカメラで。そして現在はデジタルカメラで。
それは映画というより、「幸せのかけら(fragments of paradise)」を集めた日記であり、詩であるかのようです。
1972年8月。ケネディーの子供たちにムービーの撮り方を教え、ともに過ごした夏の一時。
メカスが「Frozen Film Frames」と呼ぶ16mmフィルムをプリントしたシリーズを中心に、札幌の子供たちが
メカスの短編映画を見て描いたペインティング、メカス家訪問ムービーなどを展示・上映します。
(協力:ときの忘れもの まほうの絵ふで)
会期:2016年1月20日ー2月14日
定休:月・火(祝日を除く)
開館時間:12:00-21:00 (日曜-19:00)
ジョナス・メカス/ Jonas Mekas
1922年リトアニア生まれ。ナチスに追われ、弟のアドルファスとリトアニアを逃れ、ヨーロッパ各地を転々とする。49年、国連によりアメリカに連れてこられる。ニューヨークで16ミリのボレックスカメラを購入。日常の光景を撮り始める。27年ぶりに故国に戻ったときの情景を編んだ『リトアニアへの旅の追憶』(1972)などで知られる。89年、世界の実験映画、名作を保存・公開するアンソロジー・フィルム・アーカイヴスをニューヨークに設立。「アメリカ実験映画のゴットファーザー」とよばれる。ブルックリンに暮らし、現在も自身のウェブサイトの「diary」に、ムービーを公開し続けている。 jonasmekas.com
関連イベント※終了しました
「ジョナス・メカス作品上映会」
① 1/23(土)18:00~
『リトアニアへの旅の追憶』(1972)
② 1/30(土)18:00~
『幸せな人生からの拾遺集』(2012)
代表作のひとつ『リトアニア~』、最新作『幸せな人生~』を
上映します。上映終了後、キギの植原亮輔・渡邉良重との
トークタイムあり。ワンドリンクつき。
※ゴザに座っての鑑賞になります。
マットやクッションなどを持参してゆったり鑑賞するのもオススメです。
予約制/各回1000円